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3月 1st, 2010
2月 24th, 2010
久しぶりに古明地洋哉のライブを観た。会場は昔勤めていた会社の隣にある小さなライブハウス。外観は知っていたけれど中をのぞくのは初めて。左右に並ぶ年期の入ったソファとテーブル、壁にはロックバンドのLPのジャケットが並べて飾られている。ステージの後ろにはLIVE IN FUKUOKA DOMEと書かれた大きな看板、バンドの名前は知らなかったけれどドームでライブをするのだから大物なのだろう。雰囲気は福岡の老舗ライブバー”昭和”に近い。四組の出演の中で古明地は三番手。初めて聴く他の歌も新鮮で楽しかったもののやはり古明地の出番が待ちきれない。黒幕が引かれると端からひょっこり現れた彼は「雰囲気を考えると明るい曲から始めようかな」とスミスのカバー。その後、自身のアルバムから「夜の冒険者」「エリオット」。弾き語りでも十分な迫力。その後、詩をつけたばかりだという新曲を披露。幻想的な物語を想わせる。暗くて明るくて冷たくて温かい。そして、CDではバンドアレンジだった「空砲」を最後は絶唱で締めると、会場の空気はぴーんと張り詰め、静まりかえった。そしてゆっくりと「想いが言葉に変わるとき」を歌いだす。まるで語りかけてきてるようにまっすぐに。僕は神様に「天国に持って行く歌を1つ挙げなさい」と言われれば迷わず彼の「想いが言葉に変わるとき」を選ぶだろう。何度も推敲されて作られたのであろう「美しい」と形容することしかできない完璧なラブソング。彼は一度世に出た曲も何度も作りなおしてリリースしている。一度作ったらそのままにせず、自分の生き方に合うように作り変えているのではないかと聴き比べるときは思ってしまう。だからこそ、ライブでの彼の歌を聴くと生々しさやリアリティを感じるのかもしれない。ひとりトボトボとポケットに手をつっこんで帰りながら見上げた寒空ですら彼の舞台道具のように感じてしまった。
Tags: イラスト, ライブ, 古明地洋哉
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2月 7th, 2010
特に考えたこともなかった風景の理由がふとした瞬間にわかってしまうことがある。友達がその日親と交わしていた会話や買い物の最中に急に表情が曇ったことなんてわからないままで何も困らなかった、これからも困る予定のなかったことがただの偶然の積み重ねで暴かれてしまう。時が流れていくことでビリヤードのように同じショットを繰り返し、ついにはボールがポケットに入ってしまった。ゆっくりと手に取って答えを確認する。そして、ただどうしようもない気持ちになる。こんなに遅い答え合わせには反省することもその意味もない。いくらネットで検索してもわからない真実もあるというのに、この脳という精密機械は正確に操作できないからすばらしい。明日もきっと何かを教えてくれるだろう。もっといいこと教えてく
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1月 30th, 2010
この歌は心に引っかかる…引っかからない…部屋でかけた音楽に君はいつもそういう感想を述べる。その度に俺はハンガーの取っ手のような、魚を釣る針のようなイメージの心に引っかかるという”それ”を頭に浮かべてしまう。街に流れる流行の歌うたいはきっと沢山の人の心に引っかかるものを作ることができているんだろ。そして、それは音楽だけの話じゃない。創作だけのことじゃない。俺の生き方は君に引っかかっているかな。家族にはどうだろ。友達には?誰にでも好かれたいなんてツライだけ。でも、誰にも好かれないのもつまんない。どうしようか。言葉だけじゃ君は振り向かない。毎日毎日生きることで紡がれていくメロディー。引っかかりたい。引っかかりたい。引っかかった。引っかかった。俺が君に。君が俺に。嬉しい。
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1月 25th, 2010
「鼻の下、口ひげの真ん中のあたりの毛を抜くときが一番痛い」って聞いたから、ヒゲの手入れをしているときに試しに引っ張って一本抜いてみた。硬く尖ったその一本は簡単に抜けてしまって、聞いていたほど痛くはなかった。抜くタイミングにもよるんだろうし、今のが誰かには一番痛いのかもしれない。それでも、今の痛みが「どれくらい痛いか」なんて自分自身でも測れなくなる。だから、ましてや人の痛みなんて俺は想像して、想像して、想像してみるだけ。今日、作業中にふっと一息つくと、どこに刺さったか忘れてしまっていたような小さなトゲがジンジンと痛みだしてそこにハートがあるのか知らないけど胸のあたりをさすってみた。他の悩みに隠れちゃうような些細なことなんだけど、やっぱり納得がいってないんだろう。残念なことっていっぱいいっぱいあって、その悔しさから生まれるキラキラとしたものもたくさん知っているから多分すぐに割りきって忘れてしまうけど置き去りにしたこの気持ちはいつかまた拾ってあげたい。頑張ろう。
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